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自分の選択が冒険譚になる
オープニングが終わり最初の町へ、というのがよくあるRPGの始まりだが、スカイリムではその最初の町（ゲーム中では村だが）へ必ずしも行かないといけない訳ではないのだ。
もちろんメインと言うべきストーリーはあるにはあるが、ほぼ手を着けずにひたすらサブクエストばかりをプレイすることもできてしまうのだ。
ゲームが始まった時点ではあなたは処刑されるのを待っている一人の囚人でしかない。
メインクエストはそんなあなたを必死で英雄に仕立て上げようとしてくるが、そんなことは無視して、盗賊団の頭を目指しても良いし、暗殺者集団の中に身を寄せても良い。どこに行くのも自由、行かないのも自由だ。
キャラクターメイキングの自由度
キャラクターの種族を全１０種のなかから選べる。現実の人間に近いものからトカゲに近いもの、猫科人間のようなクセの強いものなど。
装備する武器も魔法も自由
軽くて速く振り回せるダガーからオーソドックスな剣、弓矢、重い両手斧や戦槌など。
魔法は、火炎、氷雪、電撃の基本的な３属性の破壊魔法、回復魔法、召喚魔法など。
どれでも好きなものを選んで装備できて、すべての武器、魔法を扱えるスーパーキャラクターなんかも最終的には作れるわけだが、攻撃方法はせいぜい２種類ほどもあれば敵には十分勝てるので、キャラクターに特徴を持たせるためにも能力を早く上げるためにも、扱う武器の種類は早い内に絞り込むのがおすすめである。
悪いところ
1.長すぎるロード時間
ロード時間が長い、これに尽きる。
ワールドマップ上からファストトラベル（ワープ）ができるのだが、これが４０秒程度かかる。しかも屋内からはファストトラベルができない仕様なので屋内から屋外に出る、（この時もロードが発生し５秒から１０秒かかる）屋外にでてからファストトラベルして目的地に着くまで４０秒というのが、非常に没入感を奪ってしまう。
2.剣と盾ではつまらない！？
RPGでは最もベタな組み合わせであろう剣と盾だが、このゲームではあまり面白みが無いような気がする。
敵と向かい合ったらひたすらボタン連打で斬る斬る斬る・・・と単調になりやすい。そういう意味で個人的には、弓矢で相手の死角から一発ずつ狙い撃つ暗殺プレイがおすすめになる。
3.魔法使い冷遇
初心者には魔法攻撃メインのプレイはおすすめできない。単純に威力が低い、使用マジカ（マジックポイント）が多く燃費が悪い、魔法使い用装備の防御力が貧弱などがその理由だ。
ただ敵を倒したい、クエストをクリアしたいというだけなら前述の剣と盾が一番手堅い訳だが・・・
まとめ
美麗なムービーや細部まで行き届いた作り込みとは無縁だが、この巨大なユニバースが気に入ってしまったら満足するまでプレイしつづけてしまうだろう。
評価☆☆
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